建設積算 · 数量拾い出し

すべての数字が、
その計算式まで開く。

積算の拾い出しは、いまだに図面を印刷し、蛍光ペンと電卓と Excel で進む作業です。CumuAI はこの流れをまるごとブラウザへ移します —— 画面を移すだけでなく、どの数字がどう算出されたかまで、すべて開いて見せます。

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梁の内法長さ → 柱面まで
柱/スラブ 部材接合部(junction)

課題

数字を出すのは難しくない。難しいのは、その数字に署名できることです。

市販の AI 拾い出しツールは精度を競います —— 98%、99%、±1%。しかしその数値はすべて自己申告で、第三者検証はありません。積算担当者が本当に必要としているのは、きれいな百分率ではなく、問題が起きたときに計算式を遡れることです。

さらに、どの web ツールも解決していない二点があります。大判図面を開くと動作が重くなること、そしてすべてのエンジンが英語図面と北米の工法に縛られていること。台湾の構造図と台湾の積算慣行に取り組む会社は、どこにもありません。

私たちがつくるもの

監査可能にするための、三つの判断。

01

拾うのは幾何であって、画像ではない

柱は幅と成をもつ矩形、梁は半幅をもつ中心線、スラブは多角形。マークアップそのものが実ベクトルであり、スクリーンショット上に描いた色面ではありません。だから後段の推論すべてに幾何的な根拠があります。

02

部材接合部の解析(junction graph)

2D 拾い出しの競合はすべて「単体の幾何」で止まり、接合部の解決は BIM の中にしか存在しません。私たちは PDF 上で BIM 相当の接合部台帳をつくります。梁の内法長さは柱面まで自動で詰められ、受け梁端やスラブと柱の重なりの控除も自動生成されます。

03

現地の積算慣行に沿って出力

現地の「コンクリート・型枠の積算」SOP に従って型枠の階層別計算書を生成します。書式は積算担当者が手作業でつくっていた表とそのまま合います。自動処理は手動設定のない面だけを補い、担当者の判断が常に優先されます。

実証

実案件で、一本ずつ承認値に突き合わせる。

84 ページの A3 ベクター構造図(1 ページあたり 1.9 万〜4.3 万パス)の実案件で検証。1 フロア分の柱・梁・壁・スラブを完全にマークアップし、算出した型枠数量を積算担当者の手書き承認表と項目ごとに比較しました。

254.06 / 396.73 柱型枠と梁型枠(m²)。一本ずつ、一条ずつ担当者の手計算と一致
~91% 自動の接合部控除だけで到達した承認値の割合。残りは接合部ごとの人的判断で、UI から一操作で上書き可能
100% 遡及可能。どのセルも開けば、どの部材・どの接合部・どの控除率で構成されたかが見えます

名前について

Cumulus、積雲。

積雲は下から上へ集まり、層を重ねて垂直に発達します。積算が一つひとつを積み上げて総額になること、建物が基礎から立ち上がることと、同じ動きです —— どれも「積」です

この産業の技術も同じだと考えています。一足飛びの魔法はなく、一つひとつの数字を正しく、説明できる形で積み上げていくだけです。

お問い合わせ

数字に責任を負う立場の方と、話してみたい。

製品はまだ磨いている最中です。一緒に正しくつくってくれる建設・積算チームを探しています。